黄金のサム｜ SamVSTom公式サイト

黄金のサム

黄金のサムは、サムズコーポレーション3周年のとき、サムの独断で急きょ販売された記念像である。
見た目が有名な映画賞の像に見えることから、多くのメディアは「サムは、地元でサムアカデミーを開催するようだ」と揶揄した。
しかも、なぜか髪の毛の部分だけ人工毛が採用されているので、サムズコーポレーションの信者でさえ欲しがる人は少数だった。

しかし、黄金のサムの存在は思わぬ事件により再評価されることになる。
なんと、有名転売ヤーたちがこぞって買い占めたのだ。
転売ヤーたちは黄金のサム1体の価格が500＄だったため、「小さくても、純金なら溶かせば売り物になる」と勘違いしたのだ。
だが、黄金のサムは500＄という価格なのにもかかわらず、なんと金メッキ製だった。
この『転売ヤー、黄金のサムに手を出して爆死』事件により、有名転売ヤーたちは次々と失業に追い込まれていったため、サムは転売ヤーキラーと呼ばれるようになった。

「結局のところ、サムは損失を出すどころか、金メッキのフィギュアで莫大な利益を出した。彼の経営手腕は本物だ」
「去年、サムズコーポレーションのグッズが転売されたことを、サムは根に持っていた。これは計画的な犯行だろう」
この事件により、ネットユーザーたちの間では様々な憶測が飛び交うようになり、サムズコーポレーションの信者はさらに増える結果となった。

その後、ある1人のライターが『転売ヤー、黄金のサムに手を出して爆死』事件の真相を解き明かすため、サムのオフィスを訪れた。
そのとき、サムは不敵な笑みを浮かべたあと、テーブルに置いてあった黄金のサムをなでながらこう言ったそうだ。

「黄金のサムの再販は考えておりません」